第6章:トリマー・グルーマーになりたい人へ   ~現場からのリアルなメッセージ~

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「動物が好き」「わんちゃんに関わる仕事がしたい」

そんな想いから、トリマー・グルーマーという職業に興味を持つ人は多いと思います。

でも実際の現場は、想像よりも体力勝負で、言葉が通じない相手に技術を施し、でもお客様は買い主さん。思っているよりもずっと責任の重い仕事

それでも「やっててよかった」と思える瞬間があるから、続けられるんです。

ここでは、これからトリマー・グルーマーを目指す人に向けて、私自身の経験を踏まえたメッセージをお届けします。

🎓 学校で学べることと、現場で求められることは違う

トリマー専門学校では、技術や犬種ごとの知識などをしっかり教えてくれます。

でも、実際に現場に出ると、“マニュアル通りにはいかないことだらけ”

・暴れるわんちゃんへの対応

・時間内に仕上げるスピード

・飼い主さんとの会話力

・スタッフ同士のチームワーク

こういった現場力は、実際に働いて身につけていくものです。

「学校では優等生だったのに、サロンでうまくいかない…」というのもよくある話。

でも焦らなくて大丈夫。コツコツ経験を積めば、必ずできるようになります。

💪 とにかく、体力と気力が必要!

トリマー・グルーマーは体力勝負の仕事です。

1日立ちっぱなしで、大型犬のシャンプーをすることもあれば、毛まみれになって汗だくになることも。

しかも、集中力を切らさずにハサミを使い続けるので、思っている以上に消耗します

そのうえで「この子のために、今日もベストを尽くそう」と思える気力も必要。

疲れていても、笑顔で「可愛くなったね~」と言ってあげることが、

わんちゃんにも、飼い主さんにも安心を与えるプロの仕事なんです。

💖 やっぱり、「ありがとう」が原動力になる

それでも続けられるのは、

「可愛くなったねって褒められました!」

「このサロンがうちの子は一番安心してます」

そんな風に言ってもらえるから。

特に、ちょっと怖がりな子が、少しずつ慣れてくれて、

しっぽを振ってお店に入ってきてくれるようになった時――

あの瞬間は何度経験しても、心からうれしいです。

「自分の手で誰かを幸せにできる」

わんこが可愛く清潔になって、家族みんながハッピーになる!

それが、この仕事のいちばんの魅力かもしれません。

トリマーになるなら、覚悟と愛情を持って

トリマー・グルーマーは、きれいにするだけじゃありません。

命を預かり、健康を守り、飼い主さんとの信頼関係を築く、大切な仕事です。

決して楽ではないけれど、本気で向き合えば、自分も成長できるし、わんちゃんにも伝わる

だからこそ、愛情と責任を持って、この道を選んでほしいと思います。

🐾 一歩ずつ、でも確実に

いきなり上手くいく人なんて、誰もいません。

わたしも失敗ばかりで、落ち込む日もありました。

それでも、一匹一匹に向き合って、積み重ねていくうちに、

「あなたにお願いしたい」と言ってくれる飼い主さんが増えていきました。

焦らず、比べず、自分のペースで

一歩ずつ、確実にトリマー・グルーマーへの道を進んでください。

この次はいよいよ最終章、

**「わたしが目指す、これからのトリマー・グルーマー像」**です🌱

今後どんなサロンを作りたいのか、どんな想いで続けていきたいかを綴ります。

この記事を書いた人
3mama-wan

こんにちは! 三姉妹のママで、ドッググルーマー(歴約20年)とし て仕事をしているらむねママです。子どもた ちとの賑やかな毎日を楽しみながら、ペット たちの健康と美しさをサポートしています。
このブログでは、子育てやわんこのトリミングのヒン ト、日常の小さな幸せをシェアしていきま す。どうぞよろしくお願いします!

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