第7章:わたしが目指す、これからのトリマー像

わんこ

この仕事を始めた頃、わたしは「上手にカットできるトリマーになりたい」と思っていました。

でも、経験を積むうちにわかったのは――

“カットの技術”以上に大事なのは、「心のこもったケア」だということ。

この章では、これから自分がどんなトリマー・グルーマーでいたいのか、どんなサロンを育てていきたいのかを、素直な気持ちで書きます。

🌱 技術だけじゃない、「安心」を届けられる人でいたい

わたしが目指すのは、ただ可愛く仕上げるだけのトリマー・グルーマーではなく、

「ここに来ると安心できる」と思ってもらえる存在。

わんちゃんが怖がらないように、

飼い主さんが不安にならないように、

そして、自分自身が心から笑顔で向き合えるように。

サロンに来るのが「イベント」ではなく、「日常の一部」として通ってもらえるような場所を作りたい

そんな風に思うようになりました。

🐾 その子らしさを引き出すトリミングを

「流行りのスタイル」も素敵だけど、

一匹一匹に合ったスタイルこそ、その子が一番輝ける形。

クセ毛の子、毛量の多い子、怖がりの子――

その子の個性に合わせて、その子らしく、快適に過ごせるスタイルを提案していくのが、わたしのこだわりです。

「可愛い」だけじゃなくて、「楽に過ごせる」「お手入れしやすい」も大事。

“飼い主さんとわんちゃんが、毎日を笑顔で過ごせる”、そんなスタイルを一緒に作っていきたいと思っています。

🏡 地域に根ざした、小さなあたたかいサロンに

大きなチェーン店じゃなくてもいい。

華やかなSNS映えはなくてもいい。

でも、

「この町に、こんなあったかいサロンがあってよかった」

って思ってもらえるような、地域の中で長く愛される存在になりたい。

季節のイベントを一緒に楽しんだり、成長を一緒に見守ったり――

**“小さな家族の一員”**のような距離感で関われるサロンを、これからも大事にしていきたいです。

💬 未来のトリマー・グルーマーさん、飼い主さんへ

このブログを読んでくれているあなたが、

もしトリマー・グルーマーを目指しているなら、「大変そう」と感じたかもしれません。

でも、大変な分だけ、深く心を動かされる仕事だと、私は思います。

そして、飼い主さん。

日々のケアをがんばってくださっていること、本当にありがとうございます。

私たちは、わんちゃんの人生の“ほんの一部”しか関われません。

だからこそ、その一瞬を最高のものにしたいと思っています。

「またね」と笑えるサロンでありたい

トリミングは、切って終わりじゃない。

「また次も来たいな」「またね」って言える関係を築けるのが、本当の意味での“いいサロン”だと思います。

これからも、技術はもちろん、心も磨いて

「このサロンに出会えてよかった」と思ってもらえるように。

わたしは、そんなトリマー・グルーマーであり続けたいです。

📚おわりに

わたしの経験をもとに書いたこのブログが、

誰かの気づきや励ましになれたら、とても嬉しいです。

これからも、わんちゃんと人との暮らしが、もっとあたたかく、もっと幸せになりますように🐶💕

この記事を書いた人
3mama-wan

こんにちは! 三姉妹のママで、ドッググルーマー(歴約20年)とし て仕事をしているらむねママです。子どもた ちとの賑やかな毎日を楽しみながら、ペット たちの健康と美しさをサポートしています。
このブログでは、子育てやわんこのトリミングのヒン ト、日常の小さな幸せをシェアしていきま す。どうぞよろしくお願いします!

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